実技セミナーについて

わが国の妊産婦死亡の一段の低下を目指すには、産婦人科医師のみでなく、救急医、麻酔科医、コメディカル等との協働及びそのための実践教育が重要との認識に基づき、あらゆる職種の周産期医療関係者に標準的な母体救命法を普及させることを目的として、本講習会を開催します。

本協議会では以下の4コースを用意しています。

  1. ベーシックコース
    全ての分娩施設を想定し、分娩前後に起こりうる急変に対して、発生現場のスタッフで適切な初期対応を行うための講習。
  2. インストラクターコース
    ベーシックコースのインストラクターになるための指導法の基礎を身につけるための講習。
  3. アドバンスコース
    高次施設の病院機能を想定し、急変母体に対して適切な全身管理を行って、診断・治療につなげるための講習。
  4. アドバンス・インストラクターコース
    ベーシックコースの認定インストラクターがアドバンスコースのインストラクターになるための講習。

原則として母体救命法公認講習会は、ベーシックコース、アドバンスコースを対象とします。
講習会が十分な効果を挙げるため、本協議会の公認講習会を開催するには、以下の要件を満たすことが必要となります。